令和7年10月20日(月)、ウィル福島アクティおろしまちにて、「福島県老人福祉施設協議会 特養部会 県北支部 介護職員研修会」が開催されました。
今回は梁川ホームが担当施設となり、「暮らしの延長にある看取り支援」をテーマに、菅原俊博様(社会福祉法人 東白川福祉会 相談役)を講師にお迎えし、講義をしていただきました。
今回のテーマは、看取りケアに対応できる施設が増え、施設で最期を迎える方が多くなっている中、「介護職員として改めて向き合うべきテーマ」として設定されました。
講義では、「死は生活の一部であり、特別なことではない。ただ、看取りケアはご利用者様の人生の最期に関われる特別なこと」、「入所時からの日常的なケアが、その先の看取りケアにつながる」、「多職種協働によるケアマネジメントの重要性」、「死を語ることをタブーとせず、日々のケアの積み重ねが質の高い看取りケアを支える」など、現場に直結する内容をわかりやすくお話しいただきました。
菅原様の豊富な経験と実践に基づく講義は、参加者に多くの気づきと学びをもたらし、看取り支援を「暮らしの延長線上で考える」大切さを改めて実感する機会となりました。
講義後は参加者同士による意見交換を行い、各施設の取り組みや課題を共有しました。
今回の研修を通じて得た学びを、今後のケアの質の向上とより良いサービス提供につなげてまいります。












