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■グループケア改善委員会
あつかし荘では、平成15年10月よりグループケアを導入しました。居室を3つ(東・南・北)のグループに分け、日中はグループに携わる職員を固定し、利用者への個別のきめ細かいケアを行うことを目的に、試行錯誤を繰り返しながらグループケアを行ってきました。
食事・入浴はグループごとに
 グループケア以前は、いっせいに行っていたおむつ交換や食事、入浴はグループごとに行うことにしました。小規模単位で行うことにより、より安心感を持っていただけるようにしました。設備面では、4人部屋に和風のつい立を入れ、プライバシーを確保。今まで食事は食堂利用が中心でしたが、ホールでも食事が摂れるようにしました。
グループの時間を確保
 また、グループの廊下の部分に椅子やテーブルを配置し、くつろいでいただけるようにしました。現在は月曜〜土曜の午前中は入浴を行いますが、午後は各グループでそれぞれプランターに花を植えたり、お茶会をしたり、お散歩をしたりなど、利用者の望む生活が実現できるような時間が持てるようにしています。
家庭的な雰囲気
 グループケア導入の効果として、例えば、食事の面では、「ひとりひとりの嗜好や食事の量を確認しやすい」「同じメンバーで食事を摂るので家庭的な雰囲気になる」「誤嚥などの事故を防止できる」などがあげられます。また、排泄の面では、排泄間隔を把握し個別にトイレ介助やおむつ交換を行うようになり、臀部のただれや便秘への対応も早くなりました。
職員の意識もかわる
 このようにグループケアを行うことにより、利用者の心身の状態や変化が以前よりも的確に把握できるようになりました。また、職員の意識も少しずつ変わり、ひとりひとりに合った介護方法を選択し、実行できるようになりました。でも、グループケアを行っているということだけに満足して、まだまだ個別ケアまで達していないのではないかという、至らない部分もあります。これからも、業務の改善に努め、今後も利用者の皆さんに「ここに来てよかった」と思っていただけるよう、ケアの質の向上を図っていきたと思います。

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